名誉会長挨拶校友会会長挨拶
東海大学学園校友会 会長   東海大学学園校友会 会長
後藤 俊郎

皆様には、東海大学学園校友会の活動に対し平素よりご支援、ご協力を賜り心より厚くお礼申しあげます。

本学の学園校友会は、全国に存在する学校法人東海大学の教育機関に学ぶ学生・生徒・園児の保護者の組織である「後援会(PTA)」、各学校・園の「同窓会」、後援会役員のOB・OG組織「白鷗会・不知火会」が連携し、“オール東海大学”の校友として交流を深めながら学園の教育・研究の推進や、学生・生徒のスポーツ・文化活動の支援、応援を行っていこうという、他の大学に例をみない組織です。

松前重義先生が「目的を同じとする組織が結集すれば、その力は無限となる」と提唱され、1963年に設立された本会は、これまでも歴代の役員・会員の皆様に支えられて今日の充実、発展に至りました。

現在、昨年の暮れから世界的な流行が始まった新型コロナウイルスの感染拡大により、国内においても、学生・生徒・児童の皆さんの半生のうちの一区切りである卒業式を始め、新しい門出となる入学式、そのあとに続く授業や友人たちとの出会いも妨げられ、格差を解消するための9月入学導入案まで浮上するなど、学校教育における「学びの保障」が危惧されております。したがって皆様の社会生活にもさまざまな支障を来たし、不安な毎日を過ごされていらっしゃることと存じます。一日も早い、この感染症の終息を皆様とご一緒にお祈りしたいと思います。
 残念ながら校友会活動も2月中旬以降、全ての計画が中止となり、このことについても皆様に深くお詫び申し上げます。

さて、2020年度に入り、先頃学園の教職員の皆さんに向けての学園ならびに大学の運営方針が示されました。いずれも3年前の建学75周年に立ち上げた「学園マスタープラン」に基づき、それぞれ今求められる重要な課題が提示され、施策についても具体的に示唆されており、受ける側の学園の皆さんの意気ごみに期待しています。法人を運営する松前義昭理事長は、部門ごとにコスト意識を持つこと、人材育成施策の見直し、そして情報システムの一元化、効率化の意識改革を訴え、山田清志学長は、全国5つのキャンパスとなる横断的な連携と、それぞれの役割を認識すること、大学運営本部のある湘南キャンパスを中心にガバナンス体制の確立を図ること、以上のような、本学園がこれからの少子化が進む時代のニーズに対して合致する、健全経営第一主義の方針を示された法人・大学の所信表明に、自信が漲る力強さを感じました。
 これからのお二方のリーダーシップに期待し、応援したいと思います。

今後、この厳しい試練の時期を乗り越えられた時にはこれまで同様、何事にも会員の皆さんが連携しつつ、各地区、各会で、学園の知的財産や教職員・卒業生の皆様など、人的資産を活用して講演会やイベントを行い、相互に知識や教養を高めて冒頭に記した私たちの目的と共通の課題を実現させ、地域や社会貢献に寄与できるようご一緒に努力してまいりたいと、決意しているところであります。どうか会員の皆様におかれましては、それぞれ健康に留意され、次の節目となる建学100年を目指す東海大学とともに、われわれの進む道を切り拓いて行こうではありませんか。

今後とも皆様方のご期待に応えられるよう、積極的にあらゆる活動を展開してまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。