名誉会長挨拶校友会会長挨拶
東海大学学園校友会 会長   東海大学学園校友会 会長
後藤 俊郎

(2023年4月更新)

皆様には、東海大学学園校友会の活動に対しまして平素よりご支援、ご協力を賜り心より厚くお礼申し上げます。
  本学の学園校友会は、全国に存在する学校法人東海大学傘下の教育機関に学ぶ学生・生徒・園児の保護者の組織である「後援会(PTA)」、各学校・園の「同窓会」、後援会役員のOB・OG組織「白鷗会・不知火会」それに学園教職員が連携し、“オール東海大学”の校友として交流を深めながら学園の教育・研究の推進や、学生・生徒のスポーツ・文化活動への物心両面にわたって積極的な支援、応援を行っていこうという、他の大学に例をみない組織です。
  学園の創立者松前重義先生が、「目的を同じとする組織が結集すれば、その力は無限となる」と提唱され、1963年に設立された本会は、これまでも歴代の役員・会員の皆様に支えられて今日の充実、発展に至っております。
  学園は新年度の4月を迎え、社会では未だコロナ禍の影響があるものの、大学をはじめ傘下の学校・園に多くの新しい仲間が加わり、活況を呈する時節となりました。保護者の皆様とともに、新風を吹き込んでいただけることを期待しております。

さて、2020年1月当初から始まりましたコロナ感染症のまん延により学園校友会ならびに各会の活動もこの3年間にわたり停滞を余儀なくされました。しかしながら、昨年半ばから大規模な感染は見られず、国内においても対策の緩和が諮られてまいりました。本会においても、慎重を期して連合後援会、同窓会、白鷗会などが秋口から規模を絞って開催、そして学園校友会も全国9ブロックの可能な地域で意見交換会を行い、2023年度から従前の行事実施の準備をすすめてまいりました。ご参加いただいた皆様からはお陰様で旧来にも増して強い開催のご要望をいただき、私どもも新たな責任を痛感しつつ、会員皆様の健康第一に臨んでまいりたいと存じます。先行きの不透明感はあるもののこれまで以上に、学園校友会の活動にご理解、ご協力を心よりお願い申し上げます。

今後、学生、生徒、児童の皆さんの学習形態や活動が、一日でも早く満足できる環境に戻れることを期待し、前述の如く私たち学園校友会に課された役割をしっかり果たしていけるよう学園のステークホルダーの皆様とともに努力してまいりたいと思います。これからも、何事にも会員の皆さんが連携しつつ、各地区、各会で、学園の知的・物的財産や教職員・卒業生の皆様など、人的資産を活用させていただき、講演会やイベントを行い、相互に知識や教養を高めて冒頭に記した私たちの目的と共通の課題を実現させ、地域や社会貢献に寄与できるようご一緒に努力してまいります。どうか会員の皆様におかれましては、それぞれ健康に留意され、次の節目となる建学100年を目指す東海大学とともに、われわれの進む道を切り拓いて行こうではありませんか。

これからも皆様方のご期待に応えられるよう、積極的にあらゆる活動を展開してまいりますので、引き続きご指導ご叱正を賜りますようお願い申し上げます。