会長挨拶

1979年度卒業
医学部付属病院勤務

同窓生の皆さま、コロナ渦の中、体調を崩すことなく、過ごされていますでしょうか。

2020年は新型コロナウイルスにより、生活が一変しました。皆さまの働く環境も大きく変化し、大変な日々を送られていることと察します。

何をするにも感染予防の行動制限が第一優先され、新たな生活スタイルが求められています。一向に収まりが見えない状況ですが、卒業生の皆さま、どうぞ自分らしさを失うことなく生活スタイルを見つけてお過ごしください。今は忍耐の時と私自身も言い聞かせています。

そして、このような状況ですので、母校の2020年度の行事（卒業式・飛鷗祭等）は中止となり、在学生は登校・授業・実習等の制限を受け、つらい学生生活を送られたことでしょう。同窓会として在学生を何かサポートできないか、後援会の方々からも熱いメッセージをいただきましたが、何もできずに歯がゆい思いでした。

私たち同窓会活動も自粛が求められ、昨年度の活動報告・今年度の活動案をホームページで報告させていただきました。さらに母校は2019年度で学生募集を停止し、全学生の卒業をもって閉学が決定しています。

これにより学園の短大はすべてなくなります。もちろん、母校は閉学となりますが、同窓会は継続できるあり方を検討しています。今後は東海大学同窓生会の学部同窓生として所属し、活動を継続していく方向で準備を進めていくことを考えています。

東海大の同窓生としてのメリットもたくさんあります。準備経過につきましてはホームページで報告していきいきます。どうぞご覧ください。

もう一つ重要な報告があります。東海大学新聞同窓会特集号としての『かもめ』の発行が2020年度で最後となります。東海大学同窓会の会報も今年度より、東海大学新聞の形態から雑誌形態にリニューアルされました。『かもめ』も次年度は独自で発行する形となります。今後どのような『かもめ』を発行していくかも課題となっています。

私たち役員の役割は皆さまの声を吸い上げて、具体的な活動につなげていくことです。どのような同窓会であるべきか、ご意見をいただけると幸いです。フェイスブックへの投稿をお願いします。コロナ禍におけるさまざまなご意見やつぶやきを書き込むことで、同窓生の絆に活用ください。どうぞ皆さま、ご健康で過ごされますように。