ドキュメント

ニュース&トピックス

2022/7/10
東海大学公開講座ヒューマンカフェ「最高の睡眠を得るための健康法」を開催しました


札幌キャンパスでは6月26日に札幌市民交流プラザSCARTSコートにて東海大学公開講座ヒューマンカフェ「最高の睡眠を得るための健康法」を開催しました。生物学部生物学科の寺尾晶教授と一般社団法人背骨コンディショニング協会トップスペシャリストの片岡志保氏が講師を務め、第1部では寺尾教授が「生活リズム健康法」と題して、睡眠の基本に始まり、快眠を得るための日常生活の実践法までを分かりやすく講演。第2部ではフィットネスインストラクターとして体操教室や個別の施術などを手掛ける片岡氏が座ってできる体操を中心に「背骨コンディショニング」を紹介しました。

2015年に東海大学生物学部に着任した寺尾教授は、睡眠/覚醒調節メカニズムを明らかにする研究や睡眠の質を改善する食品成分の探索研究に取り組むかたわら、講義や講演会を通して睡眠の大切さを伝えています。第1部では、まず初めに「『食欲』、『性欲』、『睡眠欲』の三大欲求の中で長期に亘って一番我慢できないのが『睡眠欲』であり、睡眠は毎日の生活に欠かす事ができないのですが、その重要性に気付いていない人が多いのではないでしょうか。野生動物にとって眠るという行為は、天敵に襲われる危険性を常に伴いますが、『眠らない動物はいない』ことから、睡眠は生命の維持に欠くことができない重要な役割を持っていると考えられます」と指摘。続いて、「人類が進化する過程で大脳が極度に肥大化しましたが、この大脳をうまく休ませるために我々の睡眠も発達しました。睡眠不足の時に感じる不快感や意欲の無さはまさに大脳機能の低下であり、睡眠の質が生活の質を大きく左右させるため、『より良く生きるにためは、より良く眠る』必要があります」と語り、睡眠の生理学的重要性を説きました。

◆詳細はこちらの東海大学オフィシャルニュースよりご覧ください。
https://www.u-tokai.ac.jp/news-campus/137223/