医療短大同窓会

学長挨拶

かもめ30号発刊に際して  学長 灰田宗孝


医療技術短期大学同窓会会報『かもめ』の発行が30号を迎えたとのこと。心よりお祝い申し上げます。それだけ、医療短大には歴史があることを示しています。

看護師さんの仕事は医師と同様に、卒後の現場における教育(OJT=Onthe-Job Training)が大きく影響する職種です。したがって、4年制卒、3年制卒の区別はあまり重要ではなく、本人がどれだけ努力したかにかかっていると思います。

医師も出身大学より、どのような人物になってしっかりした技量を備え、患者さんから信頼されているかが大切です。

看護師さんの仕事も、医師と全く同様だと思います。病気を抱えた患者さん個人に寄り添い、たとえ病気を治せなくても患者さんの支えになり続けることを使命とする点で共通すると思います。

さて、今回の『かもめ』では卒業生5人に、現在の仕事や医療短大での思い出を紹介してもらいました。それにより、訪問看護ステーションで訪問看護に従事されている方や、看護学校の校長さんを務めておられる方、高齢者医療に取り組んでいる方、ベトナムという異国でクリニックの立ち上げに尽力されている方、そして、地域に根ざした病院で看護業務に勤んでおられる方などがいらっしゃることが明らかになりました。

医療短大の卒業生はほぼ全員が看護師となることから、卒業後の進路は限られているのではないかと勝手に想像していましたが、決してそのようなことはありません。卒業生の活躍の場の範囲は予想外に広く、本人の努力により、その可能性は無限大です。

看護師さんの仕事は人を対象としていることから、絶えることなく続きます。また、ここまでやれば十分といった限界もありません。卒業生の言葉にもあったように、生涯にわたり学び続け、成長し続ける必要のある奥深い職業でもあります。

本学はこれからも自信を持って、このような大きな可能性のある看護師さんを世に送り出していきたいと思います。

東海大学医療技術短期大学同窓会事務局

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