医療短大・各病院だより

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2020年度のニュース

国家試験激励会を開催 後輩たちからエール

2020年2月14日に、医療技術短期大学で看護師国家試験に臨む3年生の激励会が行われました。沓澤智子学長や望月好子学科主任らから激励のメッセージが送られたほか、学生会執行委員の1、2年生が、合格祈願として3年生一人ひとりの名前が入ったキーホルダーをプレゼント。3年生の指導教員からもエールが送られました。※学年は当時

 

 

学位記の授与式 卒業生が新しい門出

2020年3月25日に医療技術短期大学で「学位記並びに賞状授与式」が行われました。新型コロナウイルス感染症の影響で、例年、東海大学と合同で実施してきた学位授与式の式典は中止に。83人が卒業を迎えた医療短大では、卒業生と教職員のみで授与式を開きました。

学生たちは、「新型コロナの感染拡大で、看護師の役割や責任も変わってきていると感じています。一人でも多くの患者さんに安心してもらえるようなケアができる看護師になりたい」と前を向いていました。

 

 

神奈川県対策本部へ 体温計30本を寄付しました

医療技術短期大学が2020年4月に、神奈川県の新型コロナウイルス感染症対策本部に体温計を30本寄付しました。神奈川県では当時、政府の方針に則り、PCR検査で陽性となった患者のうち、無症状者や軽症者を自宅療養もしくは、自治体の研修施設や民間の宿泊施設で療養する体制を取っていました。施設では多くの体温計が必要となることから、県が県民や事業者らに寄付への協力を要請。教材として所有している体温計を、授業で使用する必要最低限の数のみ残し、対策本部へ贈りました。

中心となって取り組んだ蔵本文乃准教授は、「新聞で寄付を募る記事を見て、看護学科の先生方と相談して決めました。わずかな数ですが、医療の現場で役立ててもらえたらうれしい」と話しました。

 

 

短期大学教育功労者 山口教授が選出されました

短期大学教育に尽力した全国の短大教職員を表彰する文部科学省の「短期大学教育功労者」が2020年10月23日に発表され、山口由子教授が選ばれました。この表彰は、日本における短期大学教育制度の創設70周年記念事業として行われたものです。

山口教授は基礎看護学が専門で、「看護倫理」、「基礎看護技術」などの講義・実習を担当するほか、総合看護研究施設の所長も務め、研究・教育の発展に寄与してきました。

2020年11月18日には医療短大で沓澤智子学長と看護学科主任の望月好子教授から賞状と花束が手渡されました。山口教授(写真中央)は、「看護教育に携わり31年目を迎えた今年、このような賞をいただきとてもうれしい」と語りました。

 

東海大学医療技術短期大学同窓会事務局

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