連合後援会長からのメッセージ

学生たちの学習環境の充実と
学園発展のために

東海大学連合後援会会長 二重作 昌明
東海大学連合後援会
会長 二重作 昌明

(2025年4月1日更新)

 東海大学後援会の会員の皆さまには、後援会活動へのご理解、ご参加にあつく御礼を申し上げます。また、ご子女が東海大学に入学され、新しく会員になられた皆さまを歓迎し、ご子女のご入学を心からお慶びを申し上げます。
 東海大学後援会は、大学教職員の皆さまと手を携えて、ご子女のキャンパスライフの充実などを視野に活動している組織です。
 学園の創立者・松前重義博士の「理想の教育は大学と家庭が一体となって実現できる」という教育観に共感した、熊本県在住の保護者の方々が主体的に組織したことが始まりです。その後は全国の各地区で結成され、それらが連携して 1962 年に東海大学連合後援会が発足。現在は全都道府県と台湾を含めて 51 地区に地区後援会が組織されており、活動の充実を図っているところです。
 例年、5月から「新入生保護者説明会」を開催し、8月から9月には全地区で教職員の皆さまと直接交流できる「各地区後援会総会」を開催しています。各イベントに積極的にご参加いただくことで、ご子女の修学状況を詳細に知ることが可能となり、大学の多彩な教育研究活動についても理解を深めることができます。
 さて、長く続いたコロナ禍も一昨年度に収束し、東海大学でも多くの教育研究活動がコロナ禍以前の様相に戻って参りました。キャンパスには青春を謳歌する学生たちの姿で溢れ、以前の活気を上回っているように感じています。学園の海洋調査研修船「望星丸」で諸外国を巡る海外研修航海も復活し、私も出港式や帰港式で期待や自信にみなぎる学生たちの顔を見て、元気をもらっています。
 一方で 2024 年9月には、長年にわたって総長として東海大学の発展を牽引されてきた松前達郎先生が亡くなられ、学園は深い悲しみに包まれました。私ども連合後援会でも 10月 31 日に行った総会で参加者全員が黙とうを捧げ、先生のご冥福をお祈りした次第です。しかしながら松前義昭理事長が後任の総長に就任され、今年度から東海大学学長に木村英樹教授が就かれるなど新しい体制が構築されており、教育研究成果の向上や学生のキャンパスライフ拡充に向けたさまざまな施策を講じられております。
 後援会といたしましても、東海大学と足並みをそろえ、大学と家庭を結ぶ「懸け橋」としての役割を果たすと同時に、大学の教育研究活動を支援し、さらなる発展に寄与すべく活動を重ねて参ります。
 新会員の皆さまにおかれましては、活動に積極的にご参加いただく中で、保護者同士、あるいは教職員の方々と大いに交流を深めていただければと考えております。そして、学生の皆さんが東海大学で学ぶことの喜びと誇りを持って充実した学生生活を送ることができるよう、後援会活動へのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

以上