連合後援会長からのメッセージ

学生たちの学習環境の充実と
学園発展のために

東海大学連合後援会会長 二重作 昌明
東海大学連合後援会
会長 二重作 昌明

(2024年4月1日更新)
 新しく東海大学後援会の会員になられた皆さまを心から歓迎するとともに、ご子女の東海大学へのご入学をお祝い申し上げます。
 ご承知のとおり、昨年度はさまざまな場面で新型コロナウイルス感染症対策としての社会的制限が大きく緩和されました。東海大学でも多くの教育研究活動がコロナ禍以前の方式に回帰しております。クラブ活動や建学祭 などのイベントも従来の内容や規模に復活し、キャンパスには青春を謳歌する学生たちの姿が戻ってまいりました。ご子女の制限に縛られた高校生活を見守ってこられた新入生保護者の皆さまも、ほっと胸をなでおろしてお られることと拝察いたします。
 東海大学では日ごろから、教職員の皆さまが学生の健康と安全を第一に考えながら、教育研究成果の向上やキャンパスライフの拡充に取り組んでおられます。今年 1月に発生した能登地震におきましても、迅速に学生の安全確認に努められ、被災された学生が大学生活を継続できるように対策を図るとともに、被災地の受験生に配慮するさまざまな施策も講じられました。
 大学教職員の皆さまと手を携えて、ご子女のキャンパスライフの充実などを視野に活動している東海大学後援会は、学園の創立者・松前重義博士の「理想の教育は大 学と家庭が一体となって実現できる」という教育観に基づき、熊本県において保護者の皆さまの主体的な発意が始まりでした。その後は全国の各地区で結成された後援会が連携し、1962年に東海大学連合後援会が発足。現在は全都道府県と台湾を含めて 51地区に地区後援会が組織されており、活動の充実を図っているところです。

 例年、5月から「新入生保護者説明会」を開催し、8月から9月には全地区で教職員の皆さまと直接交流できる 「各地区後援会総会」を開催しています。各イベントに積極的にご参加いただくことで、ご子女の修学状況を詳細に知ることが可能となり、大学の多彩な教育研究活動 についても理解を深めることができます。後援会は、大学と家庭を結ぶ懸け橋としての役割を果たすと同時に、大学の教育研究活動を支援し、発展に寄与すべく努力しております。新会員の皆さまにおかれましては、活動に積極的にご参加いただく中で、保護者同士、あるいは教職員の方々と大いに交流を深めていただければと考えております。そして、学生の皆さんが東海大学で学ぶことの喜びと誇りを持って充実した学生生活を送ることができるよう、後援会活動へのご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。