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ヨーロッパ・アメリカ学科の学生3名がブルガリア政府からの奨学金を得てサマースクールに参加しました

投稿日2023/11/29

文化社会学部ヨーロッパ・アメリカ学科の学生3名が7月初旬からの約3週間、ブルガリア政府からの奨学金を得てソフィア大学のサマースクールに参加しました。

同大学はブルガリア最古の高等教育機関で、サマースクールは開講60周年です。学生たちがゼミナールでブルガリアをはじめとする東ヨーロッパの歴史や文化を学んでいる飯尾唯紀教授の研究室を訪ね、サマースクールの経験を振り返りました。参加したのは、本学科の大石貴之さん(3年次生)、黒川愛美さん(同)、土肥美森さん(同)です。参加にあたって英語で申請書を作成。書類選考を経て参加が決まったのは出発まで1カ月を切ったころでした。ブルガリアのサマースクールは2つの大学で開催され、日本から奨学金を受けたのは12名で、ソフィア大学のサマースクールに参加したのは本学の3名をはじめ、大阪大学、北海道大学などの6名。世界各国からの参加者と共同生活を送りながら言語や文化などを幅広く学びました。

大石さんは参加のきっかけと準備について、「東欧に興味があり、最初はソフィア大との交換留学に参加しようと思っていましたがタイミングが合わず、サマースクールへの参加を希望しました。授業は英語が主体と聞き、日常会話も含めて各国の参加者たちとスムーズにコミュニケーションが図れるよう準備に力を入れました」と話します。一方で、「現地では講義に慣れるまで時間がかかりました。英語のトークスキルは磨けても語彙力に乏しく、外国人学生とは深い話ができずにずっとジャブを打っているように感じたこともあります」と大石さん。「それでも、生活するうちにブルガリア語で交通標識や案内などの文字は追えるようになり、よく使われる表現や駅のアナウンスも聞き取れるようになりました。帰国してブルガリア語をさらに学びたいとの気持ちが強くなり、今学期の授業ではあらためて基礎固めをしています。ゆくゆくは海外とつながる仕事に就ければ」と将来の希望を語りました。

◆詳細はこちらの東海大学オフィシャルニュースよりご覧ください。