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2025年度の秋学期入学式を挙行しました

投稿日2025/9/21

2025年度の東海大学秋学期入学式を9月19日の午後に、湘南キャンパス4号館で挙行しました。今学期は、湘南キャンパスの大学院に計23名が入学しました。

建学の歌に続いて新入生が読み上げられ、木村英樹学長が入学許可を宣言。式辞では自身も40年以上前に東海大学に入学した経験に触れるとともに、本学の建学の精神について語り、創立者・松前重義博士が掲げた「若き日に汝の思想を培え、若き日に汝の体軀を養え、若き日に汝の知能を磨け、若き日に汝の希望を星につなげ」という四つの言葉の重要性を説明。さらに、東海大学の教育の指針とする「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」の四つの力を培うことの重要性を強調し、「新入生の皆さんには、本学は“強い大学”であると伝えたいと考えています。研究力では例えば文部科学省の科学技術研究費の採択件数では私立大学で8位であり、数ある私立大学の中でも高い研究レベルにあると言えます。また、施設では4号館の図書館を今年4月にリニューアルし、11号館にもCOVEというラーニングコモンズをオープンするなど充実を図っています。本学は、学生の成長の機会と快適なキャンパス空間を提供することをお約束します。ぜひ在学中に使い倒して自らの成長につなげてください」と呼びかけました。

さらに松前義昭総長・理事長が祝辞を述べ、特に「若き日に汝の思想を培え」という言葉の重要性を強調。「これは、人の思想や哲学、宗教について学べと言うことではなく、“汝の”が重要であり、つまり“あなたの思想を培いなさい”と呼びかけており、自分で自分の中に思想を持ちなさいと言っているのです。どのような思想であるかとは言っていません。“自分が一生の中で生きるための力としての思想をつくりなさい”と言っているのです。それは何か、どうすればつくれるのか、これはどこにも書かれていません。そのためには大学での生活を通じて仲間をつくり、その仲間と接する中でどのような考えを持っているのか、どのような考えで行動しているのか知ることが大切になります。先生方も含めあらゆる人とのコミュニケーションを通じて、自らのためになるものをいかに吸収するか、できているか時折確認しながら、実行してみてください」と呼びかけました。