Campus Smile

【Campus Smile】(学生インタビュー)上山 斗樹さん/湘南キャンパス

投稿日2024/1/31

(この記事は東海大学学園校友会『TOKAI 211号』から転載しています)

「高校生の頃は空手をやっていましたが、大学ではキックボクシングに取り組みたいと考え、その活動に魅力を感じた東海大学キックボクシング部に入部しました」という上山斗樹さん。主将になったのは2年次生、2022年の夏でした。
「コロナ禍の影響もあって部員が減ってしまったり、3年次生と2年次生が同時に入部することになったり。混乱する状況の中で部活動を一から立て直す必要がありました。チームを率いる立場になったのは、生まれて初めてのことで、自分でいいのかと戸惑うこともたくさんありましたが、まずは自分自身が率先して誰よりもたくさん練習しました。それから、学年に関係なく部員同士の気持ちが通じ合えるよう、気さくにコミュニケーションをとって、楽しく部活動ができるよう心が
けました」
そんな思いを表現するキックボクシング部のモットーは〝最強というよりは最高のチーム〞。「キックボクシングは個人競技と思われがちですが、私はチーム競技だと思っています。一人の選手が強くなるためには、その選手の強みや弱みを客観的に分析し、心身ともに調整することが大切です。その部分を部員同士が一丸となって支え合うチームワークが欠かせません」
2022年11月26日、東京都・後楽園ホールで開かれた連盟創立50周年記念第91回全日本学生選手権大会&UKFチャンピオントーナメント2022決勝戦に出場したキックボクシング部は、3年ぶりに14度目の団体優勝。上山さんは個人戦でバンタム級チャンピオンに輝きました。
「部としての次の目標は、もちろん大学日本一。二連覇です。今年も有望な選手達が技術に磨きをかけています。自分自身の目標はプロになること。そのためにも日々の鍛錬と実戦を積み上げているところです」

大会に出場する選手は、自主練習を含む週3回活動のほか、
都内キックボクシングジムでのプロ選手とのスパーリングなど厳しいトレーニングを経て、
みごと団体優勝の栄冠を手にした

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