Campus Smile

（この記事は東海大学学園校友会『TOKAI　213号』から転載しています）

２０２３年６月16日〜25日、シンガポールで開催されたリーダーシップ学習プログラム「ＳＴＥＰ Southeast Asia YouthSports Leaders Camp」に、スポーツ・レジャーマネジメント学科４年次生の平澤涼乃さんが参加しました。この海外派遣プログラムは、17歳から25歳までの若者を対象に各国の将来を担う人材のリーダーシップ育成を目的とするもので、15カ国から約１３０名が集いました。
唯一の日本人だった平澤さんは、各国の参加者と交流できるよう英会話力を磨いて臨んだといいます。

「日本人が一人しかいなかったことで、かえって話しかけてもらうことができ、すぐに打ち解けられました。グループごとに寝食を共にし、さまざまなミッションに取り組んだ10日間でした。特に印象に残っているのは、自転車に乗って制限時間内にグループでポイントを巡るサイクリングアクティビティです。自転車に乗り慣れない人も取り残さないよう励まし合い、私自身も積極的に声をかけることができました。全ポイントをクリアサイクリングアクティビティでは、多国籍なチームメイト8人が互いに声をかけ励まし合った15カ国から集まった仲間がリーダーシップについて学び、文化体験を通して交流したしてのゴールはできませんでしたが、皆で一緒に頑張れたという熱い思いを共有できたことが、何よりの達成感につながりました」

サイクリングアクティビティでは、多国籍なチームメイト8人が互いに声をかけ
励まし合ったに映すスライドや映像などを操作する濵田さん

小学生のころからバスケットボールを続け、部活動でキャプテンになったり所属のゼミでゼミ長を務めたり。リーダーとして皆の気持ちを汲みながら、まとめることが多かったという平澤さん。今回のプログラムに参加して、大きな気付きを得たといいます。

「各国の皆さんは仲間に心を配ると同時に、自分の考えも積極的に発信していました。自分自身の考えを伝える大切さを肌で感じ、帰国後は私もそうするよう心がけています。今回の挑戦でリーダーシップの多様なあり方を知ることができました。この貴重な経験を社会人になってからも生かしたいです」

15カ国から集まった仲間がリーダーシップについて学び、文化体験を通して交流した

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