湘南キャンパス居合道部の小俣華音さんが、2025 年6月9日に青山学院大学相模原キャンパスで開催された「第57回東日本学生居合道新人戦」で、優勝を果たしました。同部では9年振りの快挙です。この新人戦は、東日本学生居合道連盟に加盟する大学の居合道歴1年以上の部員が在学中に一度だけ出場できる大会で、小俣さんは13校から57名が出場したトーナメント戦を勝ち抜き見事頂点に。
「初戦では緊張で手足が震えましたが何とか乗り切り、その後は落ち着いて演武に臨めました。動けば動くだけ体もついてくるので、決勝戦の演武が一番よく動けた感触がありました。先輩方から『練習してきたんだから大丈夫』と声をかけていただき、場の空気に飲み込まれずに集中することができました」
と、小俣さんは試合を振り返ります。
居合道は「仮想敵」を想像し、その攻撃に対して実際に反撃する際に想定される形の動作を演武する武道で、真剣か模擬刀を用いて行われます(学生の大会では模擬刀を使用)。試合では2名の出場者があらかじめ定められた形の中から5本選んで6分以内で演武を行い、3名の審判員が判定し勝敗を決します。演武では刀の扱いだけでなく、「仮想敵」の姿を想起させる表現や精神性が重視され、試
合で男女の区別がないのも特徴です。

小俣さんが居合道と出会ったのは、高校の必修授業。面白さに魅せられ、東海大学に入学して迷わず入部したといいます。
「見学のときに、先輩方の演武の迫力に圧倒されました。10月の東日本学生大会の個人戦では先輩方と当たる機会もあると思います。基本を固め、自分の強みを伸ばせるように、もっともっと稽古を積んでいきたいです」
鍛錬を重ねるほど居合道の奥深さを感じるという小俣さんの切先に、さらに気迫がこもります。
