2025年度各地区後援会総会レポート

2025年度

東海大学後援会では2025年8月30日から9月にかけて、「各地区後援会総会」を全国(台湾含む)の会場で開催しました。各総会では、会務・決算・監査報告、予算(案)や役員改選について審議され、教職員による「大学の近況報告」のほか、教職員や役員を囲んでのグループ懇談会(成績表配付)、個別相談、東海大学教員による講演など、各地区独自のプログラムを実施しました。ここではそのなかから、東京都、秋田県、埼玉県、滋賀県、長崎県の総会の模様を紹介します。

※記事中の各役職名は取材時点(2025年9月)のものです。

東京都秋田県埼玉県滋賀県長崎県

8月30日(土) 東京都後援会総会
 
大学と後援会活動の理解を深めるとともに
保護者が求める有益情報を発信する機会に


卒業生で海洋学部客員教授・お天気キャスターの依田司さんが登壇し、気候変動や猛暑などをテーマに特別講演を行った


東海大学東京都後援会 会長
二重作 昌明 さん


東海大学東京都後援会 副会長
馬瀬 尚彦 さん

 本日は、大勢の保護者の方に総会へ参加していただき、感謝しております。とはいえ、以前と比較すると、参加者数は半分という状態です。コロナ禍で活動にブランクが生じた影響がまだ尾を引いているのでしょう。しかし、せっかく同じ大学に通うご子女を持つ保護者が集まり、大学の教職員の皆さまから直接お話を伺う機会なので、もっと多くの方に足を運んでいただける会にしたいと切望しております。
 そこで東京都後援会では、後援会活動に興味を持っていただくきっかけ作りを模索しております。その対策のひとつとして、本日は東海大学の卒業生であり海洋学部客員教授のお天気キャスター・依田司先生に、地球温暖化や気候変動、異常気象といった問題をテーマとして講演を行っていただきました。私たちにとって身近な事象ということもあり、保護者の皆さんは熱心に耳を傾けていらっしゃいました。そんなご様子を拝見し、手応えを感じています。
 また、5月には、新たな試みとして「新入生保護者説明会」を開催しました。他道府県では、すでに行っておりますが、東京都は学生の人数が多く、入学早々のこの時期に準備を整えるのが難しかったため、見送っていたのです。しかし、昨年は台風の影響で後援会総会を開催できなかったため、これでは大学や後援会活動について知っていただく機会がなくなってしまうと考え、実施しました。当日は、教職員の方々に、東海大学についての基本的な概要をはじめ学業についてなど、ていねいに説明していただき、新入生の保護者の方々から「大学についてよくわかり、安心した」と喜びのお声をいただきました。その後に行ったグループ懇談会も「大学の取り組みや学業について情報を得られた」と好評でした。こうした活動は東海大学ならではの特長なので、来年以降も実施したいと考えています。
 東京都後援会では、大学と連携し、保護者の皆さまとご子女の充実した大学生活のサポートを目指し、大学の現状や学業、就職関連など、さまざまな有益情報の提供に努めています。
 これからもイベントなどを通し、多くの皆さまに関心を持っていただける活動を展開したいと考えています。ぜひ、ご参加していただき、ご子女の現在と未来のサポートに役立ててもらいたいです。そして、保護者ご自身が知見を広げる場としても活用してもらえたら、と考えております。


議事の前には濱本和彦副学長による大学の近況報告が行われた


総会終了後には大学の教員と出席者をカレッジごとのグループに分けて「グループ懇談会」を実施

 

8月31日(日) 秋田県後援会総会

 
東海大学ならでは「面倒見の良さ」を再確認し
大学の教職員や保護者同士の信頼を深める機会に


議事の後に文学部の松本達速教授による、秋田県人のルーツを探る講演が行われた


東海大学秋田県後援会 会長
山田 美由紀 さん

 後援会総会は、大学の状況や学校生活の様子を共有し、保護者同士が交流を深める貴重な場です。大学の教職員が各都道府県に足を運び、さまざまな角度から学生と保護者にアドバイスをしてくれるのは、東海大学ならではのこと。改めて面倒見の良さを感じました。私自身も保護者の一人として非常にありがたいと思っています。
 5月末に行われた「新入生保護者説明会」は、新入生に限定せず、全ての学年の保護者を対象にしました。東海大学についてまだよく知らない方も多かったので、教職員の方々のお話を聞き、「大学の考えや学生生活についての情報をもらい、安心した」といった感想をいただき、うれしかったです。日常の心配事や学生の悩みなどを相談し、解消する場としても活用していただき、後援会の存在の大切さを再認識できました。
 秋田県後援会の「新入生保護者説明会」では、独自の企画として、留学を経験し、サークル活動も熱心に行い、就職活動ではすでに内定をもらっているという在学生に、学生生活について話してもらいました。パワーポイントを使った説明を聞き、「こんなに充実した毎日を送っているのか」と皆さん感心していました。在学生の生の声から、リアルなキャンパスライフを知ることができたのもよかったと思います。
 ほかにも私たちは、県内のソーラーカーのコースがある大潟村へ応援に行ったり、バスケット部の合宿の支援をしたりもしています。このような活動は、学生のサポートにとどまらず、保護者の大きな楽しみでもあります。ぜひ、多くの方に後援会総会に参加していただき、東海大学や後援会の面倒見の良さを活用しながら、学生を応援していきましょう。


各カレッジに分かれて行うグループ懇談会では、成績表の見方や学業、ご子女のサポートなどの話題で盛り上がった

 

9月6日(土) 埼玉県後援会総会

 
大学を理解することで距離を縮め
学生の学習・生活環境を広く知る好機に


今年は44名の保護者が集まり、活気ある後援会総会を行った


東海大学埼玉県後援会 会長
紺野 路恵 さん

 今年度の埼玉県後援会総会は、例年より多くの参加者をお迎えすることができました。ご夫妻やお父様の姿も増え、関心の高さがうかがえます。昨年は台風で総会を開催できなかっただけに、本日こうして保護者の皆さまと対面で議事を進められ、ほっとしております。
 今回も大学から多くの教職員の方に来ていただき、感謝しております。全学年の保護者に参加してもらった5月の「新入生保護者説明会」でも、先生方から履修に関することや学生生活におけるアドバイス、就職活動などについてのお話があり、保護者の皆さまから「大学のことが分かってきた」と、うれしいご感想をいただきました。「新入生保護者説明会」では、毎年在学生も招待し、学業関連にとどまらず、学食やサークル、アルバイトといった、日常の様子を具体的に聞かせてもらっています。
リラックスした雰囲気のなか、「面接にはどんなスーツがいいか」といった、誰に聞けばいいか迷うことも質問できたと、好評を得ました。
 後援会の集まりは、先生方や保護者同士、在学生らが顔を合わせ、ご子女を取り巻く環境を広く認識できるのが魅力。「皆さん、どうしているのかな」といった、日頃のちょっとした疑問を解消できる機会でもあります。これからも皆さんが交流を広げられる時間を大切にしていきたいと考えています。
 私自身、皆さんのお話を参考にしたり、現状を知って安心したりしています。各地区の後援会は、豊かな学生生活の支援や我が子の現在と未来に必要な情報の提供を目指して活動しています。多くの皆さまに興味を持っていただき、大学と二人三脚で学生たちを支えていきましょう。


先生を囲んでのグループ懇談会は、時折、笑い声も聞こえる和やかな雰囲気で行われた

 

9月7日(日) 滋賀県後援会総会

 
大学と保護者をアットホームにつなぐ
貴重なコミュニケーションの場


総会に続き、「チャレンジする学生を応援する東海大学の取り組み」と題した木村英樹学長による講演会が開催され、参加者は熱心に耳を傾けた


東海大学滋賀県後援会 会長
松前 展久 さん

 この数年、滋賀県後援会では、新入生保護者説明会や総会への参加者を増やすことが課題になっています。今回の総会に向けて、熱意ある役員の皆さまとともに、ハガキでのご案内や電話によるお誘いなどを試みてみましたが、残念ながら活況となるには至りませんでした。一方で、滋賀県後援会総会は、こじんまりしているが故にまとまりやすくアットホームです。保護者と教職員の皆さまがマンツーマンで懇談する時間もたっぷり取れるという利点があります。私自身がそうでしたが、参加された保護者は、学業面、生活面など気になっていることをじっくりお話しさせていただける貴重な場だと実感されるようです。来年度に向け、参加者を増やすための良いアイデアを引き続き検討してまいります。
 今年度の滋賀県後援会のトピックは、なんといっても7月26日に琵琶湖で開催された「鳥人間コンテスト」に出場した「東海大学人力飛行機チームTUMPA」の応援です。準備期間には差し入れをさせていただき、一番滑走だった当日は夜明け前から集い、声援を送ることができました。
 今後とも、大学と保護者が連携し、学生を力強くバックアップする後援会活動を大いに盛り上げてまいりたいと思います。


グループ懇談会や個人面談では、学生生活での心配事など具体的な話題を共有し、活発に話し合った

 

9月7日(日) 長崎県後援会総会

 
大学と学生生活について深く知るに加え
コミュニケーションの輪を広げる時間に

農学部の井上弦教授による「土壌学」の講演。学生たちとのフィールドワークの様子や断層の画像なども紹介された


東海大学長崎県後援会 会長
川久保 愛美 さん

 長崎県後援会総会では、毎回、大学の先生に講演を行っていただき、好評を得ています。今年は、ありがたいことに「土壌」と「箱根駅伝」をテーマに、お二人の先生にご講演いただきました。日常生活ではなかなか縁のない専門的なお話を分かりやすくお話しいただき、会場の皆さんはうなずいたり、時には笑い声が聞こえたりと、充実した時間になりました。このように保護者も楽しく学びながら、「うちの子は、こんなに良い環境で学んでいる」と実感できるのも、後援会総会のいいところでしょう。加えて、大学から多くの先生をお迎えし、学びや就職活動などについて具体的に教えていただけるのですから、ぜひ多くの保護者の方に関心を持ってもらいたいと考えています。
 その目標に向け、役員一同、保護者の皆さまが後援会活動に興味を持つきっかけとして、何かワクワクしてもらう方法はないかと考えました。その試みのひとつとして、今年度はスタジアムビューが楽しめると大きな話題になったホテルを会場に選びました。その効果もあったのか、例年より多くの方々にお集まりいただき、工夫した甲斐があったと喜んでおります。
 これからも多くの方々が集い、コミュニケーションを深める場を展開していきたいです。後援会総会や「新入生保護者説明会」のさらなる充実を図るのはもちろん、保護者も楽しみ、学びや発見があるような参加型イベントはできないかなど試行錯誤しています。ぜひ、保護者の皆さまにアイデアやご希望を聞かせていただきたいと思います。
 ご子女の将来に関われるのは、学生の間だけかもしれません。大切なこの時期、大学と家庭が足並みを揃えて、幅広く学生たちを支援していきましょう。


後援会総会後のグループ懇談会では、就職活動や卒業生の就職先など、さまざまな質問が出た