2025年2月、滋賀県・栗東市民体育館で開催された全日本パワーリフティング選手権大会のジュニア・女子69キロ級で、ボディビル部の藤岡葉奈さんが優勝しました。初出場での快挙です。
医学部に進学後、伊勢原キャンパスバスケットボール部に入部。理学療法士の父の影響でウエイトトレーニングに興味を持ち、キャンパス内のトレーニングセンターで、個人的に取り組むようになったという藤岡さん。
「始めて1カ月ほどで腕、肩のシルエットが力強くなるなど、体が変わっていく楽しさを感じました。目に見える形で努力の成果が現れるところが、大きな魅力だと思います」
本格的なトレーニングは昨年1月から開始し、パワーリフティング大会への出場を意識するように。9月には、さらなる成長を目指せる環境を求め、有賀誠司部長(健康学部教授)に指導を仰ぎ、ボディビル部に入部しました。
「過去の大会記録をチェックすると、自分が練習で達成している記録が遜色ないことが分かり、目標が定まりました。大会本番は緊張もしましたが、集中していい結果が出せてよかったです」
整形外科の専門医を目指し、文武両道を実践する藤岡さんは、トレーニングの休憩中にも課題を解き、知識を身につけるといいます。また、効率よくトレーニングの効果を出すために、〝考えること〞が重要だといいます。

「むやみなトレーニングでは記録は頭打ちになるので、まずは自分の骨格や動きの特性を把握すること、そして解剖学、運動学の観点から自分には何が必要かを論理的に考えていきます。それがこの競技の難しいところでもあるし、面白いところでもあります」
藤岡さんの次の目標は、今秋開催される全日本学生パワーリフティング選手権大会。たゆまぬ鍛錬と思考を積み重ね、心身共に、さらに鍛え上げています。
