大学院工学研究科建築土木工学専攻1年次生の小山裕史さん(指導教員=渡邉研司教授)が、7月13日に発表された「2021年日本建築学会優秀卒業論文賞」を受賞しました。この賞は、全国の大学から応募のあった卒業論文から15作品が選ばれるものです。
小山さんの論文は「1900年パリ万博におけるコンコルド門のデザイン過程について-建築家ルネ・ビネの生物学的形態研究-」がテーマです。19世紀末のフランスで活躍した建築家ルネ・ビネは、パリ万国博覧会のメーンゲートとして利用されたコンコルド門を設計し、プランタンデパートの増築計画を手がけている途中で45年の生涯を終えました。コンコルド門はパリ万博に合わせて仮設的に建てられたもので、写真とビネの著作『装飾的スケッチ』しか残っておらず、日本には研究者もいないことからその多くが謎に包まれています。
◆詳細はこちらの東海大学オフィシャルニュースよりご覧ください。
https://www.u-tokai.ac.jp/news-notice/47085/