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松前記念館企画展「書物の地層をたどる L’Orbre des livres」を開催しています

投稿日2024/6/1

湘南キャンパスの松前記念館(東海大学歴史と未来の博物館)では、5月1日からMLA連携による企画展「書物の地層をたどる L’Orbre des livres」を開催しています。本展示会では、「書物のかたちをたどる」「書物から知の歴史をたどる」「書物から文化の重なりをたどる」「今日の東海大学の源流をたどる」の4テーマに分けて、付属図書館所蔵の古典籍や学園史資料センターの資料を展示。書物が現在の形になるまでの歴史に始まり、書物によって今日の学問分野が形作られ、文化の蓄積と創造も書物を介して行われるようになった歴史を紹介。最後に、創立者・松前重義をはじめ、東海大学の建学に関わった人々の「読書」と「執筆」の歴史に迫ります。

本館の水島久光館長(文化社会学部教授・付属図書館館長)は、「本学の付属図書館には貴重書や古典籍などが数多く保存されていますが、その全体像はまだ十分に把握しきれていないのが現状です。付属図書館では資料のデジタルアーカイブを推進しており、今後は貴重書の把握と保存を進めるとともに、研究・公開などの活用も図っていきたいと考えています。今回の展示会を通して、よりよい保存や活用の可能性を模索するとともに、博物館と図書館、アーカイブ(MLA)の連携によって地域や本学の付属高校などとの新たな協力関係構築にもつなげていきたいと考えています。その第一歩である今回の展示会をぜひお楽しみください」と話しています。

◆詳細はこちらの東海大学オフィシャルニュースよりご覧ください。