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大学院工学研究科の3名が日本建築学会で若手優秀発表賞を受賞しました

投稿日2022/2/25

大学院工学研究科建築土木工学専攻博士課程3年次生の野村渉さん(指導教員=工学部建築学科・小沢朝江教授)と修士課程2年次生の村上菜月さん(指導教員=同・中野淳太准教授)、修士課程1年次生の辰巳綺菓さん(指導教員=小沢朝江教授)がこのほど、2021年度日本建築学会大会で若手優秀発表賞を受賞しました。9月にオンラインで開かれた学会で発表した研究成果が評価されたものです。

野村さんは「今和次郎・竹内芳太郎設計による茨城県新興農場の移住家屋の設計案とその位置づけ」をテーマに発表しました。建築家・今和次郎が茨城県の依頼を受けて設計した開墾地住宅の計画経緯と特徴を検討し、弟子の竹内芳太郎と共同で設計したことなどを紹介。土間を家族生活の中心とし、動線や利便性、衛生面に工夫すると共に、後年の増改築を予想した可変性の高い平面だったことを明らかにしました。修士課程在籍中から取り組んできた農村部の住宅改善について、建築関係のコンサルティング業に従事しながら研究を続けてきた野村さんは、「コロナ禍で思うように研究を進められない時期もありましたが、修士に続いて2度目の受賞となり光栄です」と話しました。

◆詳細はこちらの東海大学オフィシャルニュースよりご覧ください。
https://www.u-tokai.ac.jp/news-notice/54729/