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春風亭昇太客員教授の特別講義「古典芸能としての落語」を実施しました

投稿日2022/11/30

静岡キャンパスでは11月23日に、人文学部の春風亭昇太客員教授による特別講義「古典芸能としての落語」を実施しました。東海大学第一高校(現・付属静岡翔洋高校)卒業後、湘南校舎の文学部に入学、落語研究部からプロの落語家となった春風亭昇太師匠は、昨年10月に客員教授に就任。日本テレビ「笑点」の司会者や公益社団法人落語芸術協会会長として活躍する一方、中世城郭に関する著書を出版するなど日本文化に造詣が深いことから、今年4月から静岡キャンパスに新設した人文学部の客員教授を委嘱しました。今回の特別講義は、日本文化の学修の一環として、落語を通してコミュニケーションの重要性について実演を交えながら学ぶことを目的としたものです。当日は人文学部生75名をはじめ、静岡キャンパスの学生・教職員、一般聴講者ら計約200名が、新型コロナ感染症拡大防止対策のため同時中継でつないだ2教室に分かれて聴講しました。

昇太師匠は、自らが落語家になった経緯をはじめ、事前に取った学生アンケートの結果を紹介。「落語を鑑賞したことがあるか」や「落語のイメージは?」「興味がある古典芸能は?」といった問いへの学生たちの回答に触れながら、「『落語はつまらない』という答えが1人いましたが、なかなか勇気があります(笑)。でも、自分も子どものころはそう思っていました。大学生になり落語に興味がないのに偶然にも落語研究部に入ってしまいましたが、いやいや聞きに行った落語会で初めて聞いた落語に魅了されました。今でも覚えているその落語家は春風亭小朝師匠で、演目は『愛宕山』です。こんなに面白いものがあるのかと、そのまま落語家になってしまった。学生の皆さんも、人生何があるかわからないので、なんでも経験しておいたほうがいいですよ」と語りかけました。

◆詳細はこちらの東海大学オフィシャルニュースよりご覧ください。
https://www.u-tokai.ac.jp/news-campus/302447/