静岡キャンパスで活動するユニークプロジェクト「SeaMyPlas」が9月7日に、Jリーグ・清水エスパルスのホームスタジアムであるIAIスタジアム日本平で開催されたホームゲーム戦で、小学生以下の子どもを対象としたワークショップ「静岡の海を守るために~三保海岸の海洋プラスチックごみ削減~」を実施しました。
清水エスパルスはホームタウンである静岡市と連携した地域貢献事業を定期的に実施しており、本キャンパスの学生もさまざまな活動に協力しています。SeaMyPlasは、今年5月に清水エスパルス、静岡市と協働し、静岡市立清水三保第二小学校6年生を対象とした出前授業を実施。子どもたちに「海洋プラゴミからできるもの」というテーマでアイデアを募り、その際に応援グッズの作成のアイデアが上がっていました。
今回のワークショップでは、廃棄されるカプセルトイのケースや端材、ビーズ、選手が練習時に飲んだペットボトルのキャップを再利用し、清水エスパルスのマスコット「パルちゃん」をモチーフにした応援グッズのカプセルマラカスを作りました。ワークショップの開始時間から多くの小学生が訪れ、プロジェクトメンバーが指導して、思い思いの応援グッズを作成していました。プロジェクトが用意した220個のカプセルは全てなくなり、参加者からは「可愛い!」「これで応援します!」などといった声が聞かれました。
SeaMyPlasの代表を務める望月礼恩さん(人文学部3年次生)は、「地元クラブと自治体と連携して一つのイベントをつくり上げられて本当によかった。楽しそうに笑う子どもたちがとても可愛かった」と語り、プロジェクトメンバーの杉浦知弥さん(同1年次生)は、「メンバーそれぞれが工夫しながらスムーズにブースを運営できたので、特にトラブルもなく盛り上げられました。子どもたちに環境問題を考えてもらう、いいきっかけになったと思いました」と話しました。