体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科が10月26、27日に、湘南キャンパスで開催された「関東大学バスケットボールリーグ戦」の東海大学の試合をホームゲームとして運営しました。男子バスケットボール部が出場するリーグ戦を盛り上げようと、スポーツイベントのマネジメントについて学んでいる学生たちが中心となって毎年実施しているもの。学生たちは9月後半から本格的に準備を始め、「企画部」「演出部」「広報部」などのグループに分かれてさまざまな企画を用意して来場者を出迎えました。
両日ともに会場となった総合体育館の前には研究室や企業、飲食店がブースを出展しました。体育学部体育学科の内田匡輔教授の研究室は、障がいがあっても楽しめる巨大な野球盤を使った「ユニバーサル野球」で来場者と交流。観光学部観光学科の遠藤晃弘講師の研究室はわたあめとストラックアウトを用意し、男子バスケ部のロゴなどが入ったオリジナルの缶バッチをプレゼントする企画も人気を博しました。会場内には選手が愛用するバスケットシューズや写真などが飾られ、来場者が撮影する姿も。試合中はチアリーディング部FINEのリードで選手たちに大きな声援が送られ、ハーフタイムにはFINEのほか、「よさこいダンスチーム 東海大学 響」と、本学科の学生が所属するプロダンスチーム「dip BATTLES」が演舞を披露して会場を盛り上げました。
試合は、26日は明治大学に66―54で勝利しましたが、27日は専修大学に65―77で惜しくも敗れました。27日の試合後に大久保颯大主将(体育学部4年次生)が観客に向けてあいさつし、「例年以上の盛り上がりを感じるとともに、たくさんの人に支えられてこの場所に立っているのだと感じられました。チームとして勝利することはできませんでしたが、この負けをしっかり反省して来週のリーグ最終週、その先のインカレに向けて準備していきます」と意気込みを語りました。総合統括の志津七海さん(同3年次生)は、「今年度はステージ上に大きなデジタルサイネージを設け、試合中も選手やスタンドのお客さんの様子を伝えるなど、プロの試合運営に近い演出ができたのではないでしょうか。アクシデントもありましたが、2日間で3323名ものお客さまに来場していただき、盛り上がりに感動しました」と話していました。